まぁJDの人柄は実際のところ会った事無いので知る由もないのですが、彼のミーハーな音楽性は非常に共感出来る。
まず彼の商業主義全開の音楽性の否定から入る人も結構いますが、彼みたいな「どメジャー」を舞台に大暴れする人は基本表面的なPOPカルチャーを牽引する役目を必然的に負わされている気がする。なので貪欲に売れそうな物、売れてる物に飛びついて消化するというやり方は非常に大事だと思うのです。もちろん、彼がいなくてもきっと誰か他の人がその責務は負わされるはず。
彼には今後もとことんミーハーな軟派野郎でいてもらいたいわけです。
で実際のところオシゴトも結構アタリが多い気がします。
まずなによりこの人は音楽が好きだ。
そうじゃなくちゃ出来ないと思える仕事が多い。
では、この辺りで2002年頃のFavorite So So Def WORKSを取り上げましょう!
まずSo So Defの歴史においてこの時期程お蔵入りした作品が多い時期は無い、という事です。
今から紹介する3曲は全部プロモだけで終わりアルバムどころか正規のシングルも出ないままフェードアウトしていきました。。
でもすげー好きな曲だー!
インディでアルバムを出した事もある(恐らく)4人組のボーカルグループ。Trackはこの当時の流行の中近東フレーバー全開なフロアSxxT!!ProdはなんとO先生もお気に入りのAllstar!
そしてfeatにはこの時期Right Thurrで頭角を現したChingy(この辺りの目ざとい人選もJDのなせる業)!
ブリッジの展開も含めかなりの良曲だと思うんだけどなー。Chingyヴァースも超格好いいし。当時はすげー聴いてた!
今では100Party常連さんに。。。
でも逆に100%買いの一枚です!
お次はFJ SING a.k.a Fundisha!So So Defって設立以来有名レーベルにしては珍しく専属女性シンガーがいない。どちらかというと歌物に関しては外部の仕事でその膝椀を振るってきたのであまりレーベルシンガーに恵まれてきてなかったんですな。そして彼女はそんなSo So Defの看板シンガーとして売り出されにかかった、のですがやはりお蔵入りに。
当初はFundishaという名前でデビューしたのですが後に改名、そしてレーベル離脱。ちなみに離脱後またFundishaという名前にしてインディから一枚アルバムは出しております。
さて本題に戻ると、この曲、まずは当時POPシーンでまさかの頭角を現して一気に売れっ子ラッパーとなったFat Joeをfeatとし、サンプリングにOLD SCOOLなネタ(ネタは不明!)を使用したこれまたParty R&B!特にイントロが派手なので使い勝手は良さそうなのですが当時もあまりフロアでは聴かなかったなぁ。。。涙
ちなみに彼女他にもWhodini「Friends」ネタやDe La「Ring Ring Ring」ネタなどHIPHOP SOULの王道を歩みまくった名曲をSo So Defにたくさん残しております。。。
Lil Bow Wow作品には彼女、Videoも含め結構Feat作品を残しているのでチェックしてみてください!!
最後はDa Bratのアルバム「Limelite, Luv & Niteclubz」収録曲のREMIX!これはこのPromoシングル単体でしか音源はないと思います。
そしてネタはなんとSpecial Edの「The Mission」!
このタイミングでこのネタ使い。きっとこのネタ曲自体がJDのフェイバリットなんでしょう。
イントロのフレーズ的にもDJには使い勝手がすげーいい一枚。
当時も結構枚数無くてDa Brat物にしては買うのに結構苦労した覚えがございます。
彼女もJailに入って以降ぱったり音沙汰がないですが、出所の暁にはまたJDの元で頑張ってもらいたいですね!
メディアでも色々言われてますがやっぱり彼女を100%ディレクションできるのはJDに他ならないと思いますわい。
というわけで自己満So So Defコレクション
すぐ第二弾もやると思われます、ハイ。w